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柿渋(柿タンニン)の効果とは?
柿渋(かきしぶ)とは、渋柿の果汁を発酵させて作る液体です。
柿渋には、防腐・防虫・防水効果があり、日本では平安時代から様々な用途で利用されてきました。
代表的な利用法としては、木材建築の下地や塗料、和傘や魚網の塗料、衣服の染料などがあります。
最近は、自然派素材として再び注目を浴びており、新たな用途での採用が進んでいます。
例えばシックハウス症候群を引き起こさない自然派の壁塗料や、さび止め、携帯電話からの金の回収にも使われます。
更に、ノロウイルスへの抵抗力があることが分かったり、悪酔い防止になったり、ガン細胞の活性を抑える効果があることも知られています。
このように様々な効果を生み出す柿渋の成分が、柿タンニンです。
タンニンは、お茶やワインなどにも含まれますが、その中でも柿は含有量が多く、高い効果を生み出す原動力となっています。
柿タンニンと体臭防止効果
柿タンニンは、悪臭成分と化学的に結合し別の成分に変化することで、悪臭成分を元から絶つ高い消臭効果が認められています。
一方で、微生物やウイルスを寄せ付けない殺菌・防菌効果があり、汗や古い角質の分解・発酵を抑え、悪臭の発生を抑える効果があります。
このため、加齢臭を抑える消臭石鹸や、足の臭いを防ぐ水虫対策用の靴の中敷きなど、様々な商品が開発され、販売されています。
特に、石鹸の世界では流行しており、多数の柿渋石鹸が発売されています。
ただし、柿渋や柿渋エキスを配合したと謳った商品でも、実際にはその主成分である柿タンニンを配合したものになります。
柿渋と表現することで、天然成分っぽさを打ち出せるためで、柿渋と言う言葉は、あくまで宣伝上のキャッチコピーです。
いずれにしても、消臭効果は高いものがありますので、体臭や口臭に悩む方は、最初の選択肢として、柿タンニン配合の石鹸を利用されるといいでしょう。